FM岐阜の登山特集「ヤマノススメ」に出演の際に話したこと


8月11日の山の日にFM岐阜で登山特集「ヤマノススメ」がありました。そこに出演させていただいた時に話したことを記載します。登山についての初心的なことなどになります。

 

お山のフリーペーパーPO!について

山登りを始めて2年目3年目にはどんどんはまっていきました。独身の30代の男性が山登りにはまるようになると、よりハードにより難易度の高い山へ行こうとするのが一般的かもしれません。私はそれよりも山登りの楽しさをたくさんの人知ってもらいたいなと思うようになりました。楽しさを共有したいなと思う気持ちが強くなりました。
そんなときに当時毎週のように見ていた情熱大陸で山田淳さんの特集をテレビで見ました。山田さんの考えや活動に私は共感し尊敬しました。山田さんは北海道のトムラウシの事故をきっかけに、フィールドマウンテン社を興しました。「登山人口の増加」 「安全レベルの向上」を社是とし、その手段としてフリーペーパー「山歩みち」を発行されていました。放送翌日「山歩みち」をお店でもらいましたが紹介されているのは全国の山でした。これでは名古屋の人は山に行くことができないと思い東海地方のローカルな山を紹介する弊紙を作ろうと創刊を決めました。2011年10月です。

 

私が山にはまったきっかけ

当時、遊び仲間の友人となんとなく山に行ってみようかと御在所岳に登ったのが初めての登山です。今でも友人とそのときの話をしますが、やはりその時の思いは忘れられません。とは言ってもすごい楽しかったという思い出でもなく、ただひたすら疲れて下山後の温泉で寝ていたという思い出です。結局翌月もまた行ってみようかとなり、徐々に登山が身近になりました。一緒に山に行く人がいないというのは、登山の悩みあるあるですが、当時の私はたまたま周りに一緒に行く友人がいました。そのことは運がよかったかもしれません。ただ当時のメンバーで今も登っているのは私だけです。

 

レベルのお話、初級者、中級者、上級者について

レベルの段階としては、行動時間が長くなる、山小屋泊をする、山小屋泊からテント泊になる、日帰りから一泊二泊、でしょうか。
私が考えているのは自立です。重い荷物を持ってテント泊で縦走する、でも後ろを歩くだけ、であれば体力があれば誰でもできるかもしれません。(体力ももちろん重要ですが。)
大事なのは自立すること、リーダーができるようになる、周りのメンバーを見ることができる(自分だけでなく人を見る能力)、自分がどこにいてどこに向かってあとどれくらいの時間が必要なのかわかる(地図を読むことができる、コンパスを使うことができる、天気を読むことができる)、アクシデントが起きたときに対処ができる(滑落したら、怪我をしたら、道に迷ったら、など)、これらは経験を積むのが一番のような気がします。
山の標高はあまり関係ない気もします。鈴鹿(山脈)を歩けるようになればアルプスは大丈夫というのを何回も聞いたことがあります。
レベルを上げるのに一番簡単なのは山岳会に入ることだと思いますが(経験者から技術知識を伝えてもらう)、現状山岳会がその役割を果たしているかというと難しい気がします。

 

食事、行動食など

バーナーで料理をするのが流行しています。多くの人がインスタグラムにアップしています。パスタ、ラーメン、焼うどん、カレー、ピザ、ホットサンドなど。
行動食として昼食とは別に休憩中に食べることもあります。行動食はゼリー飲料、ナッツ、ようかん、チョコレート、塩飴、柿ピー、ドライフルーツ、パワーバーなど、カロリーの高く甘かったり塩分のあるものが多いです。

 

登山でのマナー・ルール

落石したらラックと大声でいう、上り下りですれ違うときは下りが山側で待つ(上り優先)、グループとひとりの人がいたらひとりの人を先に行ってもらう(ひとり優先)、すれ違うときには挨拶をする、トイレは基本的にない、ごみは持ち帰る、登山道以外の道へ入らない、花などを摘まない(自然はそのままの状態を保つのが基本で私たちはお邪魔しているだけという感覚)、などでしょうか。

 

山登りとは

高い山に登るだけが登山ではありません。岐阜市の百々ヶ峰、可児市の鳩吹山など、岐阜県内には気軽に登ることのできる山はたくさんあります。
頂上を目指すことが目的にせず、安全に下山することを目的に、登山を楽しむのが理想的です。また、登山は勝ち負けではありませんので、自分の登山スタイルを見つけるのも楽しみの一つになるのではないでしょうか。
重複しますが、無理をせず安全に、自分の力量を知り、そして、自分に合ったところを登ることが大事だと思います。

 

山に登るようになって変わったことをインターネットで聞きました

山に登るようになって変わったことをインターネットで聞いたところ、こんな回答がありました。
●仕事に強いストレスを感じていましたが、そんなもの大した事ではないと思えるようになりました。あと、腹が据わって度胸がつきました。
●自分が悩んでいること 不安に思っていること、会社であった嫌なことなどが小さく思えるようになりました。360度の絶景を眺めていたらみんな小さく思える。
●物欲がなくなりました。そして生活がシンプルになりました。
●おいしい水を飲み、五臓六腑に沁みわたる感覚を知った。

 

ざっくりとですが、以上のことを話しました。参考になりましたでしょうか。

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