滋賀県東近江市の雨乞岳(あまごいだけ)に武平峠ルートで登山してきました
滋賀県東近江市の雨乞岳(あまごいだけ)に武平峠ルートで登山してきました。2016年11月の登山記録になります。登山口の詳細はこちら。アクセス方法が記載してあります。ナビは「武平峠駐車場」か「武平峠駐車場トイレ」にセットします。駐車場は50台くらいです。
今回はムーントレックさんのツアーで行ってきました。登山ガイドの三宅さんは読図講習会の講師でお世話になっています。ムーントレックさんは鈴鹿山脈のマイナーなルートをツアーでされています。鈴鹿山脈のマイナーなツアーってあんまりないですよね。
今回のルートはこちらになります。武平峠ルートになり、武平峠~沢谷~コクイ谷分岐~クラ谷~七人山コル~東雨乞岳~雨乞岳にルートの往復になります。クラ谷が最もわかりにくいところでしょうか。武平峠ルートは一番人気のルートですよね。ということで紹介します。
雨乞岳、武平峠ルートから登ります
登山口は武平トンネルから1分くらいになります。1番の看板があります。雨乞岳頂上は9番になります。
それでは出発です。登山ガイドの三宅さん、堺さん、合わせて合計16名です。
植林のスギと自然林の境を歩きます。藤原岳や入道ヶ岳など植林と自然林の境を見ることはありますが、境界を歩くのは初めてです。
最初は道は難しくありません。山肌を歩いていきます。基本的に道はずっと細いです。
3番から1分程行ったところが分岐になっていて少しわかりにくくなっています。北西に進みます。三人山への分岐もあります。地図とコンパスがあれば問題ないと思います。
雨乞岳、コクイ谷分岐からクラ谷へ
ここも少しわかりにくいところですが、案内があります。こちらはコクイ谷の神崎川方面です。コクイ谷はわかりにくいっていいますよね。
今日は雨乞岳へ向かいます。コクイ谷ではなく、クラ谷へ向かいます。
枯れた谷を上がっていきます。木に◎と描いてあります。これはクラ谷ではありません。
基本的にクラ谷を上っていきます。時々渡渉をし右へ左へと谷を上がります。
谷の左を歩きます。紅葉が出てきました。この辺りになるととても気持ちがいい。山の奥深くに来たという感じがします。
7番に着きました。七人山コルになります。右(東)に行くと七人山、左(西)に行くと雨乞岳になります。ここからは尾根歩きになるので道はわかりやすくなります。
雨乞岳、難しかったクラ谷も終わり、七人山コルから頂上へ向かいます
休憩も終わって頂上の雨乞岳に向かいます。景色が完全に変わります。尾根なので木の高さは低くなりました。
眺めがいい!御在所、鎌ヶ岳、釈迦ヶ岳、イブネクラシが見えます。
東雨乞岳に着きました。手前に8番の看板がありました。頂上よりこちらが開けています。360度のパノラマビューです。ものすごく気持ちがいい!
頂上の雨乞岳へ向かいます。東雨乞岳から雨乞岳頂上に向かうところも少しわかりにくいです。三人山への分岐もあります。晴れていれば写真の道へ進めばいいですが、ガスが出ていると迷いそうです。看板はありません、雨乞岳頂上へ向かう道、三人山へ向かう道、七人山コルへ向かう道の3本があります。
頂上へ向かう道から、笹の緑と紅葉と常緑樹のスギが混ざっていて不思議な感じがします。
頂上へ着きました。9番の看板があります。レスキューポイントは7番。
雨乞岳はやっぱり少し難しかった
今回はツアーで行きましたが、やっぱり少し難しいなと思いました。クラ谷の4番から7番が一番難しいでしょうか。東雨乞岳から雨乞岳もガスが出ているとどうなのかなと思います。実際、東雨乞岳で下山しようとした人が三人山と七人山の道のどちらへ行けば迷っていたようで武平峠はどっちですかと聞かれました。頂上行って戻ってくるとわからなくなるかもですね。道自体は明瞭なところがほとんどで、テープや看板もあります。そればかりを頼りにするのも危ういですが、地図とコンパスもあればそこまでためらうこともないと思います。天気が重要かなと思います。
最後に紅葉の写真をアップします。
ということですごい楽しかったです。ムーントレックガイドの三宅さん、堺さんありがとうございました!途中、コーヒー紅茶とおやつの休憩タイムもありがとうございました!
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